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アヒルと鴨のコインロッカー

上映前CMで見て気になっていたこの作品。

『アヒルと鴨のコインロッカー』公式HP
http://www.ahiru-kamo.jp/


まず一言で感想を言ってしまいますと、

すっっっごく良かったです!!!


コミカルなお話なんだろうかと想像していたのですが、
たまらなく温かくてせつなすぎるお話でした…


あらすじ(goo映画より)---------------

仙台の大学に進学し、初めて一人暮らしを始めた椎名。
ボブ・ディランの「風に吹かれて」を口ずさみながら引越の片付けをしていると、
アパートの隣人・河崎から唐突に本屋襲撃に誘われる。
やはり同じアパートに住むブータン人留学生が落ち込んでいるから
「広辞苑」をプレゼントするのだと。
困惑しながらもモデルガンを手に襲撃の手伝いをしてしまう椎名に、
河崎はペットショップの店長・麗子には気をつけろと忠告する。

--------------------------------------

序盤から中盤くらいにかけては、
この話の流れ自体がどこに行き着くのかがわからなかったんですよ。


“同じアパートに住む留学生に広辞苑をプレゼントするために、本屋を襲撃する”

という一つの計画。

変なことするなぁ。しかもあっさり成功しちゃうし。
目的達成しちゃったけど、ここからどうなるんだろう??と
全く予想できないまま見ていたら…

後半、本屋襲撃に隠されていた事実が少しずつ明らかにされていって。

今まで理解できなかった話が、パズルが埋まっていくみたいに
気持ちよく組み立てられていくんです

伏線がきれいに解かれて、かゆいところに手が届いた!といった感じ(?!

前半の細かいエピソード一つ一つが、
「あぁ、あれはこうゆうことだったのね…」
と、じっくり噛み締めていける展開なんです。


なんでしょう、見終わった後、
切なさと悲しさと清清しさ、一緒くたになったような
不思議な気持ちが残りました。
ディランの歌声もほんのり残って心地よい

とにかく反芻するほどに切なさが増幅される映画でした。
味わったことのない感覚でしたね


原作は未読ですが、この映像がどんな文章から出来上がったのか、
非常に興味がわきました!
今度、原作を読んでみようかな


瑛太さん、濱田岳さん、二人とも最高に良かったです
なんか、お二人の顔を思い浮かべると泣きそうな気持ちになります…

うーん。この映画には相当やられてしまったかも
これはオススメです

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