Entries
それでもボクはやってない
本日から公開した『それでもボクはやってない』を観てきました。
主人公は、最近『硫黄島からの手紙』にも出演されていた加瀬亮さん。
痴漢免罪を題材に扱ったお話でしたが・・・
なんていうか、怖いです
何が怖いって、日本の警察と裁判制度。
主人公は無実の罪で拘留させられてしまうわけですが、
警察での取調べや尋問がヒドすぎる。
裁判にしても、まぁ薄々予想はしていましたが
少しでも自分の側が不利になる証拠は提示しなくていいとか、
決して真実をぶつけあってるわけじゃない、ということにガッカリ
犯人が誰かなんて、物的証拠でもない限りは
やった(もしくはやってない)本人にしか、わからないわけですが、
でも結局は、いかに裁判官の気持ちを持っていくかなんですよね。
映画を見ている側としては、主人公が無罪なのを知っているわけですから、
相手側の検察官の対応に苛立ちもしますし、卑怯臭い!!と憤りも感じました
(実際、観賞中にめちゃめちゃ眉間にシワ寄せていることに気付いた(笑)
けど、事実を何も知らずに傍聴席にいたとしたら・・・
たぶん、自分の感じたことから色々と補完しちゃって、感情的に
有罪か無罪か判断してしまうんだろうなぁ。
→こんなヤツには陪審員なんて絶対無理ですね
あと、主人公の年齢が私達夫婦と同じだったこともあり、
主人公と相方とを重ねて見てしまう自分がいました(爆
映画を見ていれば、十分に主人公の立場で入り込むことができるのですが、
日常で起こりえる!!なると、やっぱり置き換えてしまいましたね
何だか頭がぐちゃぐちゃで、うまくまとまりませんが・・・色々考えさせられる映画でした。
本当にその場で裁判を見ているような緊張感と、
所々息抜き用に笑えるポイントもあるのが良いです。
2時間30分がとても短かったです。
これだけのめりこんで見れた映画は久しぶりな気がします。
気になる方は、ぜひ映画館で観てみてください。
いつのまにか引き込まれてしまうのではないでしょうか
---------
帰りの車内では、
「これから満員電車に乗るときは常にバンザイしてないとだめだね!!」
と笑って話してましたが、強ちやりすぎではないかも?
なんて・・・
0件のコメント
コメントの投稿
0件のトラックバック
- トラックバックURL
- http://hibiyuru.blog10.fc2.com/tb.php/555-c7feea7d
- この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)