日々緩々。

野風(中谷美紀)に突然、身請け話が舞い込む。
一方、仁(大沢たかお)は佐分利(桐谷健太)らが作った医療器具に感心する。
しかしその医療器具を見た一人の老人は鼻で笑い、仁の医療を真っ向から否定する。
老人は火消し「を組」の親分、辰五郎(中村敦夫)だった。
素性を知らずに辰五郎に意見した仁は、今度火事があったとき火事場で治療することを約束してしまう。
ある日、野風から手紙を受け取った仁は、龍馬(内野聖陽)と共に吉原へ向かう。
そんな仁に、咲(綾瀬はるか)は切なさを募らせる。
吉原で野風と二人きりの状況になった仁は、野風が心までも未来(中谷=2役)に
似ていることに気付き、不思議な感覚を覚え始める。
その時、仁の目に、江戸の町を覆い尽くす大火の波が飛び込んでくる。
辰五郎のもとへ駆け付けた仁は、想像を絶する修羅場を目にする。
（gooテレビ番組より）



江戸の火事、とんでもない規模でしたね…
駆けつけた仁と咲の目に映ったのは、まさしく火の海でしたわ

赤、黄、緑の布を患者の手首に巻いて、ケガの状態によって治療の順番を決めて。
『コード・ブルー』でやってたやつだわ～と思いながら見てました

土倉に患者を運び込み、次々手当てを施していく仁と咲。
医学所の面々もヘルプに来て、なんとか治療は一段落…
のところに、辰五郎親分の片腕の千吉が気道熱傷で運ばれてきて

のどを切る手術で助けようとする仁でしたが、
「火消しは火事場で死ぬのが本望」と、手術を認めようとしない親分…
が、仁もひるまず、助けられる命のために気迫の説得、医者の心意気を見せるのでした。

火の手が土倉に迫ろうとも、たじろぐこともせず手術を続ける仁。
みんなが工夫して作ってくれた道具を駆使して、見事千吉の呼吸を戻すことに成功
いやー、ますますチームワークに磨きが掛かってて、
火事場の中と言え、今回はけっこう安心しながら見れちゃいましたわ

手術を終え外に出ると、なんと仁たちがいた土倉以外、周辺は焼け野原…
凄い景色にしばし見入ってしまいましたよ…

千吉が助かったと聞き、ホッとした顔の親分。
そして逃げなかった仁のことを、「たいしたもんだ」と認めてくれましたね～
お互いの心意気を信じあうことで、最高の仕事をこなせた仁と親分、笑顔のやりとりが良かったわ～


そんな大火事が落ち着いた頃、仁と過ごせなかった野風は一人ぽつんと部屋に佇み…
一服盛って寝かされていた龍馬が起きてきて、コトの次第を知った顔は面白かったけど（苦笑

身請けで屋敷の籠の鳥になる前に、仁と一夜を共にしたかったという野風。
咲には医療という絆があるけど、自分には何も無かったからと…（涙
吉原という世界で、凛と生きているように見えた野風だったけど
思いを寄せる仁に焦がれる姿はただの一人の女性でしかなくて、すごく脆そうに見えましたわ。。。

花魁の名がすたる、と涙をこらえる野風を抱きしめる龍馬。
「雪になりとうありんす」
雪になれば、いつでも仁の肩に落ちていけるから…
どんなに慎み深い願いなんでしょう…もー、切な過ぎます

そんな野風でしたが、胸に手を当てて何かおかしな様子？？

消えかかった未来の写真を見て、自分の行動との関連性を探ろうとする仁。
野風と一緒に過ごしていたら、写真は違う方向に変化したのか…

仁の元に来た咲が縁談の話をしようとした矢先、仁に激しい頭痛が
何やら包帯男が現われたときの記憶が戻った？！
あの包帯男、やっぱり目は仁ですよねぇ？
でも声は龍馬のような…

龍馬の動きを止めようとしている輩も姿を表してきましたし、
野風は乳がんを患っているみたいだし。。。
あぁー終わりが近づくにつれ、心配要素が増えていくって…
来週までハラハラですわ～