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臨場(シーズン2) 第1話
交番勤務の警察官、谷本(蛍雪次朗)の遺体が公園の遊具の中で発見された。
自らの拳銃でこめかみを撃ち抜かれており、その拳銃がなくなっていることから他殺の可能性が高い。
だが検視官の倉石(内野聖陽)は、一人決然と自殺だと言い切る。
自殺となると拳銃の不正使用ということになり、世間からの批判を懸念する刑事部長の五代(益岡徹)は
倉石に強く確認するが、倉石はあくまで自殺説を貫く。
しかし、そんな倉石も谷本の警笛が見つからないことが引っ掛かる。
元鑑識課員の谷本は妻を亡くし、娘の絵梨華(金沢美穂)の面倒を見るために異動したのだが、
絵梨華とはうまくいっていなかったらしい。やがて谷本が進行性の大腸がんに侵されていたことが判明する。
(gooテレビ番組より)
いや~。
きゅうりをかじり、のらりくらりと現場に登場した倉石に、「きたきたーー!」と大興奮
検視スタートすると、途端にその場の空気がピリっと締まる。
この感じには、やっぱりしびれますな~
谷本を自殺と見立てた倉石でしたが、病気を苦にしたことだけが理由なのかなぁ?
消えた警笛と娘への電話の謎は残り…
で、もう一つ現場から持ち出されたとされた拳銃はというと…
自転車競技の元オリンピック選手候補だった長谷川という男性の自宅から発見
長谷川が起こした事故により、息子を失った戸張(妻)が
偶然谷本の死後の現場を見つけてしまった際に手に入れ、
さらに復讐に使用してしまったんですね~
なんというタイミングの悪さなんでしょ
復讐したい気持ちはわかるけど、息子の手袋をして、力を借してって…
なんかエグい(?)というか、妙な違和感を感じてしまいましたわ~
そんな妻の罪をまるかぶりしようとしていた戸張(夫)。
息子との夜釣りの約束…息子の分の釣竿にはホロっときてしまいました。
立ち直り、夫婦で新たに歩き出そうとしていた夫だったのに、
妻の目線からはそんな思いも受け入れられずすれ違い…
倉石が淡々と語った夫の愛情ある行動が切なすぎて、何ともいえない気分でしたよ~
次週でこの事件の決着つくのかなぁ?
まさか最後まで連続性のある事件じゃないよねぇ…
いや、それはそれで面白いのかもしれないけど
…そういえば、タイトルも「臨場2」とかじゃないからなのか、
シリーズものだとたいてい冒頭に入る、前作のサワリ的な演出も一切無かったですよね~
前作見ていたから大体わかるので良いとして、
その潔さがイイ!と思っちゃいましたわ