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官僚たちの夏 第1話
昭和30年代の日本で、奇跡の高度経済成長の設計図を描いた通産官僚たちの姿を描く。
城山三郎原作、橋本裕志脚本、平野俊一演出。
敗戦から10年後の1955年、新聞に「通産省の国民車構想」がスクープされる。
省内には記者が殺到し、職員は対応に追われる。
重工業局長の丸尾(西村雅彦)は根回しもできていないこの計画を、
同局自動車課長の風越(佐藤浩市)が書かせたと思い激怒。
しかし風越に心酔する中小企業振興課長の鮎川(高橋克実)は、
風越はいつも10年先を見据えていると弁護する。
そのころ風越は安くて故障しない車を造るよう自動車会社の社長、朝原(蟹江敬三)を説得中だった。
だが条件を聞いた朝原は現実的ではないと要請を断る。
そんな中、元通産相で、日米繊維交渉に取り組んでいた民自党幹事長の池内(北大路欣也)が、
国民車構想は日米間の新たな火種になるのではないかと疑問を投げ掛ける。
(gooテレビ番組より)
簡単に感想を…
『国民車構想』が大きな軸として展開された初回
風越の先を見据えた目と、その熱意に絆されて
車の開発に巻き込まれていくアケボノ自動車の社長と社員たち…
走行テストはかなりドキドキしながら見入ってしまいましたね。
成功を喜ぶ日本人と、冷めた目で無関心なアメリカ人…
でも、敗戦後も顕著なこの図式を、どうにかしてやろう!と奮起する
風越たちを見てると、今の時代にこそ見るべきドラマなのかも…と思えてきました。
女性の入省とか、年功序列を取っ払った人事の試みが始まったこととか
今後が気になるところもありましたし、他にも色々と取り入れられていくのか興味アリです。
高橋克典さん演じる片山の欧米ナイズされた考え方は、部分的にはけっこう納得できたんですが
彼はこれから敵対する側についてしまうのかしら…
キャストの中でも、気になったのは庭野@ 堺雅人さん。
サムライ精神で突き進んでいってくれることに期待ですわ~
そうそう、堺さんといえば、『南極料理人』という映画がめっちゃ気になってて。
こないだ別の映画を見たときの予告で流れて、絶対見ようと決めました(笑
さっそく原作本買ったけど、まだ全然読めてない…
と、脱線しましたが…
CG?セット?を使っての現在とのエリア比較映像も面白いなぁと思いましたし、
(といってもアッチの風景は全くわからんけど…)
家電など生活面において当時の雰囲気を感じたり、それだけでも楽しそうです
ただ、感想を書くのは自分には難しいと思うので、レビューは無しかな…
アツい男たちの物語がどうなっていくのかは見届けたいですね~