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MR. BRAIN 第6話
女性都議会議員殺害の容疑者は、15年前に起こった
誘拐事件の被害者、かなこ(仲間由紀恵)だった。
そして殺された都議会議員は、かなこが誘拐された当時のクラスの担任だったことが分かる。
そんな中、島根で同一犯の手によると思われる第2の殺人が起きる。
しかし犯人の行動にはまるで合理性がない。
九十九(木村拓哉)は、犯人が多重人格者ではないかと疑うが、
科警研のメンバーや丹原(香川照之)らは、共犯がいるに違いないと九十九を相手にしない。
捜査が進み、かなこが誘拐されるまで通っていた小学校の同窓会があることが分かる。
急いで同窓会に駆け付けた丹原は、かなこの身柄を拘束する。
精神鑑定の結果、かなこは多重人格と判断されるが、
鑑定を受けるかなこの様子をモニターで見ていた九十九は何かが引っ掛かる。
(gooテレビ番組より)
なんと…かなこは多重人格なんかじゃなかったんですね
多重人格故の事件のおさめ方がどうなるのか期待してたんですけどねぇ…
かなこの取調べの映像を見て、何かにピンと来ていた九十九と、同じく何かに気付いた難波。
映像をよく見直してみると、かなこが一瞬カメラに目線を向けていたのでした。
主人格であるかなこが、別人格しか知りえないカメラの存在に気付いていた、という矛盾。
九十九はそれを確かめるために、残酷な実験をして…
これが先週、トイレのプレートの例で出てきたものですね
別人格の“俊介”だけが持っているはずの情報を先入観として持ち、
九十九の指示した場所へ辿り着いてしまったかなこ。
結局は引っ掛けなんですけど、もしもかなこが上手でそれに気付いて回避したなら
証明はされなかったのかな~とか思うと…手段としては曖昧すぎますよね
かなこはというと、あっさりと認めました。
「閉じ込められるのには慣れてますから」
と、両手を差し出して…
15年間、監禁されたら本当におかしくなって当たり前かもしれない。
彼女のように正気を保っていた方が辛いのかもしれない…
外に出られたとき、そのまま逃げればもちろん良かっただろうけど、
復讐心がこみ上げる気持ちもよくわかります。
でも、かなこを見ていると…本当に多重人格とは言えないのか?
あそこまで演技できること自体、人格に障害をきたしているんじゃないかと思うし…
何を持って、診断を決定させるのか、本当に難しいのでしょうし
それこそ時間をかけないとわからないことですよね。。。
震える九十九の手を見た和音、脳科学をきちんと勉強する、と宣言してましたね
実験台として閉じ込められた時の変貌っぷりにはビックリしましたけど(アレはホント怖いよ~
九十九はアメリカへ行く?というお話が出てきてましたよ~
で、次回は久々に海老蔵さんが登場。
上川さんも出るみたいですし、そこはちょっと期待
スマイル 最終話
自分の罪を受け入れることを決意したビト(松本潤)は、
面会に訪れた一馬(中井貴一)に控訴を取り下げてほしいと頼む。
一馬は、死を選ぶことは償いにならないと諭すがビトの決意は変わらない。
面会に訪れた花(新垣結衣)にも、もう来ないでほしいと告げる。
そして5年が過ぎた2015年の夏。花は面会を拒み続けるビトの帰りを信じ、
ビトがレシピ本に書いた料理を作りながら日々を過ごしていた。
一馬はビトの死刑を覆そうと、しおり(小池栄子)たちと共に調査を続けていた。
そんな中、ビトに死刑執行が迫っていることを知った刑務官の柏木(勝村政信)は
一馬に情報を提供し、駆け付けた花にビトとの面会の機会を与える。
そこで花は、ビトとの本当の出会いの秘密を語り始める。
(gooテレビ番組より)
そうか~ 5年間、控訴、上告と判決を覆すことが出来なかったんですね。。。
ずっと林の父親を探し続けてはいたものの、見つけられず…
一馬は警察にも何度も足を運んでいましたが、全く情報は得られず。
けど、警察の人間はなんと、林の父の居場所を知っていたのね
既に把握済みと思っていた刑事が、北川の前でうっかりそのことを話しちゃって…
北川自身がその事実に驚愕していましたよ~
生きることを諦めてしまったかのようなビトだったけど、
一馬がいつもと違って熱く諌めたことにより、死刑の執行を悟ってしまって…
みどりからそのことを教えられた花がビトの元へ飛んでいき、柏木がクビ覚悟で二人を面会させて。
すっかり心を閉じてしまっているビトを呼び戻したい花は、思いの強さからかまた声が復活
「私はあなたと幸せになりたい」
富士山が見える街に住んでいた頃…
花の父の事件の後、一番辛いときに助けてくれたのはビトだった。
ビトが花にくれたハンカチにはブタのワッペンがついていて…
だからブタが幸せのマスコット的存在だったのね~
ビトもそのことを思い出してようで…
「ずっとずっとあなたが好きだった」
再会したときも、優しい人柄に変わりが無かったビトに、思いは揺るがなかった花。
もう、二人の出会いは運命だったんでしょうね…
花に会うのを避けていたのは、自分の弱さを閉じ込めておけなくなるからだったんですね。
死刑が執行されるとなって、初めて死というものを実感したビトは、
それと同時に、初めて生きるということの意味もわかったと…
「君と一緒に生きたくてたまらない」
「もしまた会えることがあったら、その時は負けない!君を守って生きていく!」
面会のリミットが来て、刑務官たちに連れ出されるビト…
ガラスの仕切りの向こうで泣き崩れる花
見ていて、やっぱりもうダメなのかなぁ…と思ってしまってて、それならここで
二人が想いを伝え合えて、それだけでも良かったよ~と自分に言い聞かせていたんですが…
北川が!やってくれましたね~
「真実を裁きたかっただけだ」
ここに来てライバルであった一馬に情報提供なんて…ちゃんと正義を秘めていた人だったのね!
執行6時間前になって、ようやく林の父を見つけた一馬。
息子の事件のことは知っていた父でしたが、自分が陥れたビトよりも
証言することによって過去の関係者に迷惑が掛かるなんてことを、今さら言い出してました
林が味わってきた思いを代弁し、息子も被害者の一人だと訴えかける一馬。
「これ以上、若者の命を無駄にさせないでください」
土下座して頼み込むも、振り切って歩いていった林の父。
うなだれる一馬でしたが、ふと歩みを止めた林父は証言することを決めてくれたようでした。
執行当日の朝方、思い出の花の手紙や社長からのプレゼントの本、
壁に張られた切り抜きを見て思いを馳せるビト。
新聞紙で包まれた箱の中身は、折り紙のブタがぎっしり詰まっていました…
花への手紙と折り紙のブタを部屋に置き、迎えにきた刑務官たちに連行されていくビト。
涙を流して崩れ落ちるその時、花もまた思い出の場所で泣いていましたが…
執行日から一ヵ月後。
ビトは2000年の事件の再審を受けていました。
証言台に立った林の父は、ビトに謝罪し、罪をつぐなっていくつもりだと話し、
さらに息子の分まで生きてほしいと頭を下げたのでした。
結果は…『無罪』!!
冤罪を晴らされたビトはただ涙を流して佇んでいました
その目線の先にはうっすらと笑みを浮かべた一馬の姿が…
一馬自身がまた、この判決で救われたんでしょうね。。。そんな表情でした。
その後、林の殺害事件においても情状酌量が認められ、懲役は10年に減刑。
3年後の2018年に仮釈放になったんですね~
たくさんの人が集まるオープンテラス風の場所で出店していた花の元へ、
出所したビトが訪れて…
「ただいま」
「おかえりなさい」
お客さん達の前で抱きしめあう二人…うぅ~良かった(号泣
ビトが温めていた夢を、大事に支え続けた花もよくがんばったよ~
お店には、社長の名付けた『smile』という名前がしっかりと付けられていました
ちなみに diverse food は様々な料理って意味なのね~
社長をはじめ、町村フーズの面々、柏木もトロ持って駆けつけて、もちろん一馬もいて。
そこにいるみんなが笑顔で楽しいひと時を迎えられたラスト、本当に良かったの一言ですわ…
最終回といえ、実は希望が無いんじゃないかとも思っていたから尚更…
何よりビトが命を持って償うという考え方から、生きることへの執着を取り戻してくれてホッとしたし、
林の父にとっても、これまでを考え直すチャンスになって良かったと思えるし…
一馬が事務所を元の名前に変えていたのも、すごく大きなことだなぁと
支え合える関係が、自分を持って強く生きられる力をくれるということを体現してくれていました。
これまで散々もがき苦しんできたビトだったけど、これからはまたみんなに幸せをもらって&返して、
そして約束通り花と一緒に生きていけるでしょう~
重くてしんどいドラマだったけど、まぁ、終わり良ければ…ですかね
みなさま、お疲れ様でした~!!(まだ脳ドラマのレビューがあるけど…そう言いたい気分です