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ヴォイス~命なき者の声~ 第1話
医大の法医学ゼミに所属する学生たちの奮闘を描くヒューマンドラマ。
金子茂樹脚本、成田岳ほか演出。
東凛大学医学部4年の大己(瑛太)は、志望していた心臓外科学ゼミに不合格となる。
同級生の親友、亮介(生田斗真)は一番人気のゼミだから仕方がないと声を掛けるが、
大己は自分が受かっていたにもかかわらず落とされたような気がしてならない。
大己が合格したのは、亮介も合格した法医学ゼミだった。
そのころ、同医学部4年で脳神経外科学ゼミに合格した佳奈子(石原さとみ)はゼミの教授を訪ね、
自分を法医学ゼミに移らせてほしいと頼んでいた。
一方、ふに落ちない大己は法医学教授室に教授の佐川(時任三郎)を訪ねる。
佐川に見込まれて法医学の道に足を踏み入れた大己でしたが、
初回からその才能の片鱗を発揮していましたね~
初めての解剖に立会い、その人の昨日までの生に思いを巡らせる大己。
遺体の状況から、他殺の可能性が出てきて、しょっぱなからヘビーな展開かと思いきや…
みんなで資料を調べたり、現場に出向いたり、状況を再現していくうちに
色んなヒントが出てきて、それがイマジネーションで繋がっていって
真相に辿り着きました。
被害者の男性・市原さんの死因は、事故で亡くなった息子と同じくらいの年齢の子供を
受け止めようとしてのことでした。
発見されなかった“落下物”である子供は、無事に助かり歩いて帰っていった。。。
市原さんの野球嫌いになった理由は、自分の息子がボール遊びの際、
ベランダから落ちるという事故で亡くなったから。
野球が好きだからと遊ばせていたことで自分を責め、それがきっかけで
奥さんとも離婚してしまい…
奥さんは、最初は市原さんのことを可哀想な人だったと話していましたが、
命を救っただけでなく、自殺しようとしたその子の心も救った夫の死の真相を知り
「ありがとう」
と涙を浮かべてお礼を言いました。
死の真相は玲子の報告により大己の予測の通りだったとわかりましたね。
佐川の言うイマジネーションという素質を持った大己。
15年前の地下鉄事故で二人が出会っていたという回想で
大己が被害者だったことがわかりましたが、彼の家族は一緒にいたんでしょうか?
過去が気になるといえば、佳奈子の母親の死にも謎がありそうです。
法医学を学んで解き明かすのが目的でしょうか。
亮介は医者の父からのプレッシャーに反抗するがため法医学を選んだっぽいですね。
彰は族あがりだけど、法医学に助けられたことが志望動機になったアツイ奴。
哲平は海外ドラマにハマってという軽い動機だけど、いじられキャラが良い感じ(笑
これからそれぞれのキャラクターが事件解決に生かされていくんでしょうね~
“ごめんなさい。ありがとうございます。”
ラスト、現場に向かった5人が見つけたカードにはジーンときました。
これから悲惨な死因にも立ち会う回が出てくるんでしょうけど、
5人がどう向かい合うのかすごく楽しみですね。
こういった系統のドラマとして、描かれ方は王道・堅実な感じで、
がっちり掴まれた!とまではいかなかったけど…面白くなりそうな予感はしました
久々に月9に期待しても良さそうですかね…(笑