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チーム・バチスタの栄光 第10話
チームのメンバーが召集され、CASE27について皆で振り返ることになりました。
その時のオペ室は、鳴海が遅れ、桐生の手が止まり、大友は初めてで緊張し倒れ、
酒井は動脈ライン確保に手こずるなど、慌しい雰囲気…
再鼓動はしなかったけど、
「オペはパーフェクトだったよ、兄さん」
と鳴海が桐生に声をかけていました。
白鳥は桐生に、手が止まった=鳴海がいなかったという共通点を指摘しますが、
バチスタ自体が難しいオペなのだから、力が及ばず患者が亡くなってしまうこともある。
それをミスだ、殺人だと言われては医者なんていなくなるだろう、と鳴海。
もっともな話ですが、
その直後、コーヒーを注いだことにより、とうとう桐生の抱える問題が明らかに…
2杯目のコーヒーをもらっているにも関わらず、全く視界に入っていなかった桐生。
これまでカップを取り間違えたりしていたのは、
やっぱり目が見えづらかったからだったんですねぇ…
脳腫瘍が視神経を圧迫しているため、視野狭窄の状態だった桐生。
鳴海の手を怪我させてしまった頃から、その症状に悩まされてたと…
そして、外科医として復帰できなかった鳴海が桐生の目になり
バックアップに徹してきたんですね~
秘密にしてきたことが明らかになり動揺する鳴海は、
裁判でもなんでもしたらいい、と大声を出しますが
「罪を暴きたいわけじゃない、確かめたいだけなんです」
とグッチー。
桐生は29人もの命を救ってきた、だけど大きな罪を犯した…
なぜなら、チーム・バチスタのメンバーは皆、桐生の目のことを知っていたから…
や、やっぱりそういう流れ…
大友だけは自分のせいだとばかり思っていたけど、氷室のメッセージで
そのことを教えられたんですね。
で、酒井の口止めに繋がって…なるほどね~
その酒井が氷室を殺したと聞き、驚く垣谷、大友、羽場。
羽場の話からわかった氷室の動機もまぁ納得はできました。
憧れていた桐生と、そのチーム内での隠蔽がきっかけで、彼が壊れてしまったんですね
結局は桐生が症状を隠したこと、自身のエゴが発端だったと詰め寄る白鳥。
桐生はようやく、CASE27で切除範囲を間違えた自分のミスだと認めたのでした…
「皆が気付いていたという証拠は無い」
一人で罪をかぶろうと、院長室へと向かう桐生に、
他の医者に自分の技術を伝えることでも、たとえ自分が執刀しなくても人の命は救えるんだと
桐生の中の灯を消さないよう、励ますかのようなグッチー。
自分と兄さんなら高みに行けた、と逆上気味に言う鳴海でしたが、
グッチーの言うとおり、過去の傷に縛られて進めていなかったんですねぇ…
桐生を追いかけ、追いつき、追い抜こうとしていたけれど
背中にしがみつくしかなかった…
やるせなさと怒りと怨念のようなものが一緒くたになった鳴海の言葉は重かったです…
バチスタオペを待っていた患者の容態が悪くなるも、桐生は執刀できない状態。
垣谷がオペを担当することになり、院内の職員の中で話題になっていました。
辿り着いた真実は、誰のためにもならなかったのか?
自問自答するグッチーでしたが、
怪文書やビデオのすり替えにいたっては、未だ解明されていないと気付き…
院長のところで桐生のこれまでのオペ実績の資料を見ていた白鳥が
同じく何かに気付きましたよ?
ビデオを見直し、自分達の推理に穴があったと愕然とする白鳥。
そして、グッチーは偶然見た一枚の写真から、サザンクロス病院のマークを発見
すべてはそこから始まっていた?!
オペ室上の見学スペースに桐生が来ましたが、執刀医の垣谷は未だ現われないのでした…
って、あの写真からいったら…垣谷の娘さんがサザンクロスで、ってことですよね~??
動機もうすうす想像がついてしまいますが…
チームのメンバーが黙認してたというのも、なんだかなぁ…スッキリしない(苦笑
ここまで来ての最終回、どう見せるのか逆に気になります