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魔王 第10話
葛西と麻里の不倫を知り、頭を悩ませる芹沢…
葛西の無実を晴らすために麻里に証言するよう頼むも、麻里は拒否
しかし、ガラス越しに葛西が自分への想いを必死に語る姿を見て
心を打たれた麻里は、アリバイを証言してくれました~!!
全て知っているくせに、麻里の発言にショックを受ける素振りの典良
絶対に別れない、と執着を露にする姿は恐かったなぁ…
自己保身のためにも離婚はするなと言う栄作に対して、典良が初めて?父に物申す…
母の献身にも関わらず、栄作が見殺しにしたと怒りをぶつけました。
芹沢に対し、自然に自分のアリバイを刷り込もうとする典良。
宗田のことについて聞かれると声を荒げて…わかりやすすぎるでしょう(爆
葛西に麻里の想いを受け取るよう促す成瀬。
言葉にしながら、自分としおりのことを重ねて複雑な表情に…
署内ですれ違う成瀬と芹沢。
「これで満足ですか?」
罵倒でもするのかと思ったら、次に出てきた芹沢からの台詞は成瀬の想像を超えていたんですね。
「あなたを通して俺を見ているようで…あなたは俺と同じ顔をしている」
後悔と苦しみ、やりきれなさを抱いているからと…
そして、素直に頭を下げる芹沢。
本当は11年前からずっと、謝りたかった。
死のうとも考えたけど、ここまで生きてきてしまった、という言葉は悲しすぎました
復讐相手にこんな風に謝られるなんて、成瀬にしたら一番調子が狂うでしょうね~
まぁ、観てる方としてはようやっと謝った!という見方でもありますが(苦笑
そんな所にタイミング良く赤い封筒が届き、中身を見ると、そこには
典良が宗田の殺害現場から出てくるところを撮った写真
同じものが届き、慌て震える典良。。。
しおりにサイコメトリーを頼む芹沢は、どんな映像を見ても自分に伝えてほしいと覚悟。
しおりが見た映像の中の男は、まぎれもなく典良だったのでした…
事実を知り、衝撃を受け止めきれない芹沢は、雨の中くずれ落ちる…
栄作は遺言状を託すために、成瀬を呼び出していました。
息子達が心配だから、と言う栄作に対し、なんと堂々とカミングアウトした成瀬!
11年前の少年だと気付いた栄作は、驚きながらも冷静に返します。
「11年前の私には正しい選択に思えた…」
母親を踏みにじったことで怒りをぶつける成瀬に対して
実は不慮の事故だった、と言う栄作…
事故では通らないから正当防衛にした、それは親としてできることだったから、と。
そうか、成瀬にはこの事実は見えていなかったんだもんなぁ…
芹沢サイドでは回想でも確認されていたから、一瞬ごっちゃになりました
正当防衛か事故かが問題じゃない、英雄が事実死んだことを
涙を溜めて訴える成瀬に、栄作は
「すまなかった」
と一言…
所在無くなって部屋を出て行く成瀬。
復讐相手の人間味が急に見えてきたことに対するとまどいと動揺。
芹沢たちの気持ちが届いてくるのを認めたくないんでしょうね…
ここまで来たら逐行しないわけには行かないんですね
高飛びしようとする典良の元に来たのは芹沢。
実の兄を署に連行…
「人が過去を忘れても、過去は決して人を忘れない」
典良以上に辛いであろう芹沢でしたが、真実から目を背けないという気迫は伝わってきました
教会に立ち寄った成瀬と、祈りを捧げていたしおりが再会。
「これが…僕の本当の姿です」
涙を流しながら引き止めるしおりを、心を鬼にして引き離す成瀬
「僕には愛なんて必要ない」
崩れ落ちるしおりに背を向けて去っていく成瀬…うわーん
今ならまだ…とはもう言えないし言わないけど、こんな悲しいことがあっていいのか~(滝涙
芹沢のところには、最後の赤い封筒が届き…同じカードが2枚。
ターゲットは自分ということを確信する芹沢なのでした…
いよいよ次週がラスト
予告では色々気になるシーンがピックアップされてましたが、
成瀬の「彼女と生きていきたい」という台詞に耳ダンボ(笑
成瀬と芹沢、そしてしおりの間にはどんな結末が待っているんでしょう…
悲しいのはいやだなぁ~って、それは無理かぁ