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魔王 第7話
池畑の件、タロットカードだけでは証拠にならず、事故での処理になってしまい…
父栄作の仕業であるとの疑惑が拭えない芹沢は
彼の元へ行き、捜査が及ぶかもしれないと伝えます。
これまでは親子の間がギリギリ繋がっていたのに…芹沢の方から言っていまいましたね。
「父でも子でもありません」
とうとう亀裂が走ってしまいましたよ~
池畑の家は既に何者かによって証拠隠滅されていました(警察より早いってさすがだなぁ~
しかし!一足遅かったかと思われたところで、現場周辺で捜査を続けていた倉田が
差出人が池畑である宅配便の伝票を見つけます。
宛名は成瀬の姉の真紀子でした…
自分の誕生日だったということを真紀子の電話で知らされた成瀬は、
顔を出すため花を買って向かいます。
と同時に、池畑からの宅配便が真紀子の元に届いてしまいました
中身を聞いて衝撃を受ける真紀子、成瀬が来たところでそのことを話すのかと思いきや、
更にすごいタイミングで芹沢が病室に入ってきて…
池畑からの宅配便の中身がCD-Rだったかということを確認する芹沢。
聞かれるがまま応える真紀子…その様子を見て気が気ではない成瀬
いやぁ~!CD、すり替えてくれているとは思ってたけど、実際見ていたら
めっちゃめちゃドキドキしましたよ~
成瀬の終わりを覚悟した表情がたまらなく良かったです(爆
池畑との関係は、成瀬についての取材だけ、と淡々と庇ってくれた真紀子。
腑に落ちないながらもその場を去る芹沢。
夕日が差し込む病室で、真紀子が成瀬に語る言葉にはもらい泣きでしたよ…
「私にはあなたがいてくれた」
「あなたは私の希望だった」
「ずっと前からわかってた…」
直る見込みもない病気を患い、生きてて良かったなんて一度も思えなかったと言う真紀子、
生への喜びを少しでも取り戻させてくれたのは成瀬の存在だったんですね。
「もう一人でも生きていける」
「領、お誕生日おめでとう」
「ありがとう…姉さん」
ぐしゃぐしゃな顔で最後の言葉を掛け合う二人…
例え嘘が混じっていても、お互いが心の拠り所であったに違いない二人が
決別するしかないなんて悲しすぎます…
姉との別れの後、成瀬を待ち伏せていた芹沢は、CDをすり替えたのではないかと
極めて率直に質問するけど…
成瀬は「二度と姉に近づかないでください!」と跳ね返します
その頃、典良と麻里はレストランにて食事。
と、そこに宗田がキターーー
全て知ってしまった宗田は、この上なくワルーーい笑みを浮かべて麻里を見る…(ゾワワ
用事ができたからと、典良は葛西に麻里を送らせるけど、
二人きりになったところで別れ話になり…
麻里のためなら全て捨てられるという葛西とは反対に、全て捨てられないという麻里。
突然のことに呆然とする葛西…怒りは宗田に向かうことに。
宗田の家に乗り込み、話をつけようとするも、
「いいのか?バレちゃっても(ニヤリ)」
ぶち切れた葛西が宗田に馬乗りになり、殺しちゃうのか?!と思ったら、間一髪!
宗田の顔の真横でビール瓶が粉々になったのでした…
典良の用事というのは、栄作の疑惑の真相をわかってもらうために芹沢に会う事だったようで。
そんな彼の懐からも赤い封筒が!
中には葛西と麻里の不倫現場の写真…あぁ~知っちゃったのね~
彼は一番実直でまともそうに見えるけど、なーんかやらかしそうなのは気のせいか…
調べを進める芹沢は、ふと池畑の残した言葉を思い出す。
「死んだ奴が相手じゃ捕まえらんねえわな」
戸籍を見つめ、真中友雄が生きているのではと思い始める芹沢。
事務所に戻った成瀬を待っていたのは、職場仲間の二人としおり。
温かくお祝いされる成瀬でしたが、空ちゃんからのプレゼントの似顔絵を
見た途端、罪悪感で表情がこわばってしまう…
帰り道、成瀬の様子に違和感を感じていたしおりは、悩みがあるなら力になりたいと伝えます。
「私じゃ成瀬さんの天使にはなれませんか?!」
次の瞬間、しおりを抱きしめる成瀬
とまどうしおりを抱きしめたまま、涙を流す…
しおりの真っ直ぐさに、決壊ギリギリだった気持ちが溢れてしまったんですね
復讐に迷いを感じ始めた成瀬ですが、予告ではしおりが成瀬の正体に気付いてしまう?っぽいし…
今ならまだ間に合わ…ないか
二人を見ていると、報われなくても応援したくなってしまいます。
今後も楽しみだけど、これ以上悲しい展開は見たくないわ~(大いなる矛盾